調味料.jpのInstagramでは、昨年末から初の試みとして製造者さんとのインスタライブ企画を始めました。
第3回目となる今回は、「おかわりJAPAN」の長船クニヒコさんとコラボライブを行いました。
ブログ「おかわりJAPAN」をきっかけに専門家へと転身した長船さん。好きが高じて“白米×おかず”の世界を仕事にした歩みと、季節のおすすめ、ご飯のお供が映す日本の食文化、さらにはお米作りへの挑戦まで――その熱い想いを伺いました。
調味料.jpのInstagramでは、昨年末から初の試みとして製造者さんとのインスタライブ企画を始めました。
第3回目となる今回は、「おかわりJAPAN」の長船クニヒコさんとコラボライブを行いました。
ブログ「おかわりJAPAN」をきっかけに専門家へと転身した長船さん。好きが高じて“白米×おかず”の世界を仕事にした歩みと、季節のおすすめ、ご飯のお供が映す日本の食文化、さらにはお米作りへの挑戦まで――その熱い想いを伺いました。
<おかわりJAPAN> 長船クニヒコさん
ご飯のお供を1,500種類以上食べ歩いてきた“お供マニア”
ご自身が主宰する〈おかわりJAPAN〉で、ふりかけ・佃煮・漬物から魚フレークまで全国の「ご飯がもっと進む一品」を発信しています。
2013年のブログ開設を皮切りに、ECサイトやポップアップイベント、売り場監修、メディア出演など活動の幅を拡大し、「お米文化を次世代へつなぐ」ことをミッションに掲げて日本の食卓にワクワクを届け続けています。
おかわりJAPANの長船(おさふね)と申します。元々ご飯のお供が好きだったのですが、体系的な情報サイトがなかったので、2013年頃自分でブログを開始しました。現在は「ご飯のお供専門家」としてSNS運用や売り場監修、メディア出演など、を送っています。
元々、日本食を盛り上げようと活動していた会社で、味噌の通販を担当していました。食べる機会が多かったので、おかわりJAPANを始めるきっかけにもなりましたね。
子どもの頃からご飯のお供が大好きで、当時はきゅうりのキューちゃんやフジッコのごま昆布、鮭フレーク、のりたまなど定番のものを食べていました。
そして、就職で大阪から東京に出た時に、大阪では出会ったことないご飯のお供があったり、日本各地からいろんなおいしいものが集まっているのを見て「これは面白いんじゃないか」と思って始めたのがきっかけですね。
公表では1500種類以上と言っているんですけど、途中から計算できなくなってしまったので、2000種類くらいになっているかもしれませんね。
ナショナルブランドが作ったものよりも、地域のメーカーさんが作っているものを中心に選んでますね。購入の際は、お取り寄せも多いのですが、物産店に行ってみたり、旅行先のお土産コーナーを覗いたりしていますね。
調味料と同じで、例えば関東の佃煮は塩辛め、逆に関西は甘辛かったり、九州は甘めだったり…その土地の醤油や味噌がそのままご飯のお供の個性につながっているなと感じています。
「ちりめん山椒」は爽やかな辛味が蒸し暑い夏でも食欲を刺激してくれるのでオススメですね。しっとり系・カリッと系などタイプも豊富で、京都土産にも最適です。
シーン | 商品名・メーカー | 長船さんの推しポイント |
特別な日 | 博多あき津゛「辛子明太子」 | 出汁から自社仕込み。素材と職人技が際立つ“ご褒美明太子” |
冷蔵庫の常連 | キッコーマンこころダイニング「サクサクしょうゆアーモンド」 | 野菜・肉・魚も格上げ。実は白米にも合う万能トッピング |
子どもがパクパク | サワダ食品 「イカ昆布ふりかけ」 ※ふりかけグランプリで何度も日本一を取っているメーカーさん | 生タイプで塩味控えめ。お米嫌いな子もおかわり必至 |
人生最後に食べたい | 加島屋「鮭茶漬」 | 毎日食べられたら“豊かさの象徴”という究極の鮭フレーク。 そのまま食べるのがおいしい! |
(商品コメントはすべて長船さん談)
日本の米を守りたいという想いがあって、事業ではなく、個人的にお手伝いとして参加させてもらっています。
お米の価格が上がって適正なのかどうか、作ってみないと分からないと痛感しました。何より作り手の高齢化が深刻で、40代の私でも「若者が来た!」と喜ばれるほどなんですよね。
耕作放棄といって一度作ることをやめてしまうと、技術継承も途切れて再開するにも大きな労力がかかる。だから“途切れさせない仕組み”づくりが必要だと感じています。
2〜3年後には仲間を集めてチームで米作りに挑戦したいですね。安い輸入米が増えると国産米の需要が下がり、生産者も離れてしまう。国内米が途切れれば将来、日本人が国産米を食べられなくなる恐れもあるので、今こそ行動する時だと思っています。
このインスタライブをきっかけに、調味料.jpさんとイベントや企画でご一緒できたらうれしいですね。
「おかわりJAPAN」長船さんとのインスタライブは、こちらから!
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