「今日のご飯どうしよう……」
ごはんを作るのが面倒、献立が思いつかないなんて日もありますよね。そんな日に常備してあると嬉しいのが、土ノ音が手掛ける「菜種油ジェノベーゼ(バジル)」です。
料理人の池本さんが「野菜を楽しむ、知る、もっと好きになる」というテーマで、3年かけておいしさを詰め込んだ“こだわり”のひと瓶です。まるで音色を奏でるように、ひとさじで野菜をごちそうに変えてくれます。
けれど、パスタ以外の使い方が分からなかったり、使い切れないなんて方も多いジェノベーゼ。私が勤めていたオーガニック店でも「ジェノベーゼを買いたいけど全部使い切る自信がない」とよく言われました。
そこで今回は、この土ノ音の菜種油ジェノベーゼをたっぷり使って、いつものキャベツを“ごちそう”に変えてしまうアイデアをご紹介します。たっぷり食べたいけど飽きてしまいがちなキャベツも、このジェノベーゼにかかればあっという間にペロリ。ぜひ試してみてくださいね。
菜種油ジェノベーゼが奏でる3つのおいしさの秘密
菜種油ジェノベーゼを手掛けるのは、山口県の周防大島に移住し、土ノ音を立ち上げた池本さん。料理人としての28年間の知識と経験を駆使して完成させたひと瓶には、“野菜を愛する料理人”池本さんの「野菜を楽しむ、知る、もっと好きになる」という真心が込められています。
厳選した国産の素材だけで丁寧に作られ、バジルの豊かな風味としっかりとしたコクと旨み。バジルがしっかりと香るのに、主張しすぎずに味わいはおだやか。かけるだけで食材の魅力をさらに引き出す、ワンランク上のジェノベーゼです。
料理人が畑から「土ノ音」を詰め込んだひと瓶
土ノ音のモチーフであるド(土)の音符には、「土のなかで生まれた音を、ノイズを入れずに調律し、野菜を奏でる」という池本さんの想い。畑から瓶詰めまで、余計なものは一切入れず、瀬戸内の恵みと料理人としての想いが込められています。
使う素材に徹底してこだわり、バジル、ニンニク、大豆、唐辛子は徹底管理のもと自家栽培。添加物を一切使用せず、日本の土地で育ったものだけを使用。
最大の特徴は、昔ながらの製法でゆっくり絞られた古式製法の国産菜種油を使用していること。コクがありながらしつこくない菜種油をベースに、奥行きのある味わいを生み出しています。
和食にも使える「日本のジェノベーゼ」
「野菜を奏でる」というコンセプトでつくられた菜種油ジェノベーゼの使い道は幅広く、特に野菜との相性は抜群。肉、魚、トマト、チーズに合うのはもちろん、どんな野菜もほんのひとさじで素材のおいしさを引き出してくれる名脇役です。
ドレッシング代わりにしたり、茹でたほうれん草に和えたり、じっくり焼いたニンジンに絡めるだけでも手が止まらない一品が完成します。
私の一番のおすすめは、焼いただけの椎茸にたっぷりとのせて食べること。ちょっと自宅で飲みたい日や突然の来客、パーティーシーンでも喜ばれ、お酒がすすんでしまうこと間違いなしです。
プレゼントや手土産にちょうどいい
土ノ音が手掛ける調味料は、どれもちょっとしたお礼や、手土産として友人に配りたい可愛さ。デザインの可愛さに加えて、受け取った人が気を遣わないサイズ感なのも嬉しいポイントです。
「ちょっとかけておいしく野菜を食べてもらえたら」という理由で、私は出産したばかりの友人への手土産として選びました。そして後日いただいたのは「いつも料理をしない夫でもおいしく作れた!」というお礼の言葉。料理が得意ではない方にこそ、ぜひ使っていただきたい逸品です。
かけるだけで野菜をおいしくしてしまう菜種油ジェノベーゼは、手土産やプレゼントにも喜ばれます。
キャベツをごちそうにするアイデアをご紹介
野菜を奏でるようにおいしくしてくれる土ノ音の「菜種油ジェノベーゼ」。今回は飽きて余りがちなキャベツをごちそうに変えてしまう、菜種油ジェノベーゼの使い方アイデアをご紹介します。
いつものサラダにかけるだけでも、あっという間に本格的な料理人の味を自宅で楽しむことができます。かけるだけの簡単な作り方ばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
キャベツがペロリとなくなる キャベツのソテー
【材料】
キャベツ にんじん 菜種油ジェノベーゼ
【作り方】
1.キャベツは芯を残して大きく切り分ける。にんじんは縦にスライスする。
2.熱したフライパンに大さじ1程度の油をひき、キャベツとにんじんを入れ、蓋をして弱火でゆっくりソテーする。
3.しんなりしたらお皿に盛り付け、仕上げに菜種油ジェノベーゼをかける。
ゆっくりじっくり弱火で火を入れたキャベツは、甘みが増します。火が強いとあっという間に焦げてしまうので注意が必要です。ソテーしたキャベツに菜種油ジェノベーゼをかければ、もうごちそうの完成。ひと玉買ったキャベツもペロリとなくなります。
キャベツの甘みを楽しむ キャベツだけのロールキャベツ
【材料】
キャベツ くるみ(無塩のもの) 菜種油ジェノベーゼ
【作り方】
1.キャベツの葉を切らずに数枚用意する。
2.鍋にお湯を沸かし、沸騰したらキャベツを一枚ずつさっと茹でる。色が変わったらすぐに引き上げる。
3.キャベツを一枚ずつ丸めてお皿に盛り付け、菜種油ジェノベーゼとくるみをのせる。
菜種油ジェノベーゼのコクのある旨みは、シンプルなキャベツの甘みをさらに引き出してくれます。急な来客にナイフとフォークを添えて出せば、あっという間におもてなしの一品に。
重ねキャベツのジェノベーゼチーズ焼き
【材料】
キャベツ とろけるチーズ 菜種油ジェノベーゼ
【作り方】
1.キャベツを同じ大きさに切りそろえて5~6枚重ねる。
2.熱したフライパンに油をひき、重ねたキャベツをフライパンに並べ、蓋をして弱火でじっくり火を通す。
3.キャベツがしんなりしたら火を止めて、キャベツの上にチーズをのせ、余熱でチーズを溶かす。
4.仕上げに菜種油ジェノベーゼを薄く塗る。
子どもにも大人にも人気のチーズ焼き。重ねたままのキャベツをゆっくりと火を通して焼くだけのお手軽レシピ。グリルやトースターで焼く場合は、焦がさないように2~3分毎に様子をみます。
野菜がもっと好きになる土ノ音の菜種油ジェノベーゼ
毎日料理をしていると、料理を作りたくない日があったり、メニューが思いつかなかったり……そんな忙しく頑張る毎日だからこそ、土ノ音の菜種油ジェノベーゼがひと瓶あると心が弾みます。
かけるだけでどんな野菜もおいしさを引き出し、食べるとおだやかな気持ちになるのは、土の中で自然が奏でる小さな音色に耳を傾けるような“おだやかな素材”が詰まっているから。
小さな土ノ音から始まり、食卓で菜種油ジェノベーゼが野菜を奏でる音色をお楽しみください。