「唐辛子ってどれも辛さが違うだけで味は同じでしょ」なんて思っていませんか?
そんな思い込みをなくしてくれるのは、「唯一味」が守り育てる在来種の唐辛子。辛さの向こうに野菜のように旨みを感じる、まさに”唯一無二”の味です。
今回ご紹介するのは、その唐辛子を使った唯一味の「ドライ柚子胡椒」。ほんのひとつまみパラりとするだけで、どんな料理も味が引き締まる名脇役の調味料です。
けれど、「どうやって食べたら美味しいの?」と思われるはず。
そこで今回は、マンネリしがちなれんこんとかけ合わせて、ドライ柚子胡椒を楽しむアイデアをご紹介します。ドライ柚子胡椒でぐっと美味しく大変身してしまうので、食べすぎ注意です!
辛い物好きを魅了する ドライ柚子胡椒の3つの魅力
実は私、辛い物が苦手です。そんな私が唯一、何本もリピートしている辛い物が唯一味のドライ柚子胡椒。あまりの美味しさに、自分でリピートして使う以外にも友人や家族に配り歩くほど。
辛い物が好きな方は絶対に試して頂きたい、このドライ柚子胡椒。おすすめしたい理由が3つあります。
1.おばあさまから引き継がれた100年続く在来種の鷹の爪
佐賀県唐津で唯一味が育てているのは、100年続く在来種の鷹の爪。通常よりも辛み成分が約6倍も多く、鮮烈な辛みを持ちます。唯一味がファンを魅了し続けている一番の魅力は「辛いだけではない」ということ。
この貴重な在来種の唐辛子は、辛さの向こうに”野菜としての味”を感じることができ、旨みや甘みに加えて華やかな香りを持ちます。ほんのひとつまみに、まるで干し野菜のように濃縮された味わいを感じることができるのです。
唯一味が唐辛子をつくり始めたのは、「祖母の美味しい唐辛子の味をなくしたくない」と思ったことがきっかけ。この小さな瓶には、先祖代々100年もの歳月受け継がれてきた味と共に、「この美味しさを届けたい」という唯一味の強い想いが込められています。
2.厳選素材と徹底した味へのこだわり
唐辛子、柚子の皮、塩の3つの素材だけでつくられているドライ柚子胡椒。使うのは、佐賀県唐津産の厳選素材。すべてにおいて農薬不使用、無添加で仕上げています。自然農法で育った柚子の皮と対馬暖流海水100%の「一の塩」を使用し、唯一味の青唐辛子と赤唐辛子をブレンドして実現した味と香りが楽しめます。
柚子胡椒を開発するうえで「従来の柚子胡椒のように塩辛くしたくない」という想いで試行錯誤して辿り着いたのが、”ドライ”という斬新なアイデア。
ドライにしたことで生み出されたのが、青唐辛子がもつ爽やかな香りと干し野菜のような濃厚な旨み。このドライ柚子胡椒は、まさに唯一味だけの味です。
3.ドライだからこその使いやすさ
ドライ柚子胡椒が人気の理由は、その使いやすさにあります。柚子胡椒と同じ使い方ができるだけでなく、ドライだからこそ七味のようにも使うことができ、様々な料理に合わせることができます。
ドライ柚子胡椒の素晴らしい点は、パンチの効いた辛みや味わいが料理の邪魔をせず、味を引き締めて素材の美味しさを引き出してくれること。きんぴらや鍋物にパラりとかけるのはもちろん、和食だけでなく、パスタやハンバーグなど洋食にも合うので幅広く楽しむことができます。
「辛いのに美味しくて止まらない!」ときっと驚くはず。ただし、辛みは鮮烈!私のように辛さが苦手な方は、かける量に気を付けてくださいね。
ドライ柚子胡椒でもっと美味しくなる れんこん料理アイデア
どんな食材や料理にもパラりとかけてほしいドライ柚子胡椒ですが、今回はれんこんとのかけ合わせをご紹介します。
ビタミンCと食物繊維が多く、風邪予防のためにもしっかり食べたいれんこんですが、味付けはマンネリしがち。ドライ柚子胡椒をかけることで、柚子の香りと辛さでピリっと味が引き締まり、やわらかな塩気がれんこんの甘みを引き出してくれる、私のお気に入りの組み合わせです。
1.あと一品!の野菜料理に大活躍する れんこんステーキ
【材料】
れんこん かぼちゃ・人参・しめじ・いんげんなど冷蔵庫に余っている野菜
ドライ柚子胡椒
【作り方】
1.れんこんは輪切りに、その他の野菜もれんこんと同じ厚みに切る。
2.フライパンに大さじ1程度の油をひき、れんこんや他の野菜を弱火でゆっくりソテーする。
3.両面に焦げ目がつくまでゆっくりと火を通す。
4.盛り付けてドライ柚子胡椒をかけて完成。
フライパンひとつでじっくりソテーしてドライ柚子胡椒をパラり。ドライ柚子胡椒の辛みと香りとやさしい塩気だけで、切って焼いただけの野菜たちが一気に特別な料理に。パリッと揚げたれんこんチップスに、お塩をかけずにドライ柚子胡椒だけで仕上げるのもおすすめです。
2.やさしい甘みをドライ柚子胡椒で引き締める れんこんの豆乳ポタージュ
【材料】
れんこん:150g 玉ねぎ:1個 豆乳:200ml 昆布出汁*:200ml
塩:ふたつまみ ドライ柚子胡椒
*昆布出汁は5㎝角の昆布をひと晩水に漬けたもの
【作り方】
1.れんこんと玉ねぎをスライスする。
2.鍋に油をひき、玉ねぎとれんこんをじっくり炒める。れんこんは焦げて鍋肌に付きやすいので、木べらで混ぜながら炒める。
3.れんこんに火が通ったら水と塩を加え、ひと煮立ちしたら火を止める。ミキサーでなめらかになるまで攪拌する。
4.鍋に戻し、豆乳を加えてふつふつしたら火を止める。食べる直前にドライ柚子胡椒をかける。
とろりとした、れんこんのやさしい甘みの豆乳ポタージュ。ドライ柚子胡椒をパラりとかけると、ピリッと味が引き締まります。香りや辛みだけでなく唐辛子の旨みまで隠し味になるのは、唯一味さんならでは。
3.ピリ辛れんこんとひじきのベーグルサンド
【材料】
・れんこんのきんぴら:れんこん ごま 醤油 みりん(醤油とみりんは1:1)
・ひじきの梅炒め:ひじき 25g(水で戻し、水を切っておく) 梅干し1~2個
・ベーグルサンド:レタス マヨネーズ(またはマスタード)ドライ柚子胡椒
【作り方】
1.スライスしたれんこんを弱火で炒め、火が通ったらみりんと醤油を絡め、胡麻を振る。
2.油をひいたフライパンで、ひじきを炒める。包丁で叩きペースト状にした梅干しを加えてよく混ぜ合わせる。
3.ベーグルを横半分に切り、切った面にマヨネーズを薄く塗る。
4.レタス、ひじき、れんこんの順で乗せ、仕上げにドライ柚子胡椒をかける。
甘辛れんこんのきんぴらとドライ柚子胡椒の相性は抜群。ハンバーガーは、ソースやバンズが甘めになりがちですが、パンチのある辛みと香りが加わることで一気に味がまとまります。
ドライ柚子胡椒で日常にピリッと刺激を!
今回は、ドライ柚子胡椒で楽しみ尽くすれんこん料理をご紹介しました。マンネリしがちな食材にこそ、かけるだけでもっと美味しくしてくれる調味料があると嬉しいですよね。
きんぴらには必ず唐辛子が使われてきたように、唐辛子は香りや辛みを楽しむだけでなく、味を引き締めて料理のバランスをとってくれる調味料のひとつ。ドライ柚子胡椒のピリッとした辛みと香りは、マンネリしがちないつもの料理に刺激を与えてもっと美味しくしてくれます。
はじめは使い方に迷うかもしれませんが、楽しみ方に正解はあっても不正解なんてありません!どんな料理にもまずはパラりとかけて、いつもと違う味の変化をお楽しみください。