「冷え性だから、日常的に生姜を摂りたい!」
そんな冷え性さんに人気なのが、ジンジャーシロップ。お湯で薄めてぽかぽか温まり、炭酸で割れば自家製ジンジャーエールに早変わり。けれど、市販のジンジャーシロップは砂糖の使用量が気になる…。できれば、砂糖の量は減らしたいですよね。
そこで今回ご紹介するのが、みりんだけで作る自家製ジンジャーシロップの作り方です。一緒に生姜の佃煮が出来上がるという嬉しいおまけ付き!
15分程度であっという間に出来るので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
「冷え性だから、日常的に生姜を摂りたい!」
そんな冷え性さんに人気なのが、ジンジャーシロップ。お湯で薄めてぽかぽか温まり、炭酸で割れば自家製ジンジャーエールに早変わり。けれど、市販のジンジャーシロップは砂糖の使用量が気になる…。できれば、砂糖の量は減らしたいですよね。
そこで今回ご紹介するのが、みりんだけで作る自家製ジンジャーシロップの作り方です。一緒に生姜の佃煮が出来上がるという嬉しいおまけ付き!
15分程度であっという間に出来るので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
このみりんだけで作る自家製ジンジャーシロップには、からだにも嬉しい3つのことがあります。
血行を良くして発汗作用があり、ピリッとおいしく体を温めてくれる生姜。温活として体を温めるためには、加熱することが大切です。
生姜の辛み成分であるジンゲロールは、加熱することで芯から体を温めてくれるショウガオールという成分に変わります。だから、くつくつ煮込んで作るジンジャーシロップは冷え性さんにピッタリなんです。
一緒にできあがる生姜の佃煮もピリッと甘辛。朝ごはんに食べると体がぽかぽか温まり、シャキッと目が覚めるので、我が家ではジンジャーシロップよりも密かに人気です。
みりんだけで作るジンジャーシロップは、砂糖で作ったものと比べて甘さがすっきりと仕上がります。
ジンジャーシロップは、お湯で薄めればぽかぽか生姜湯に。炭酸水で割れば、自家製ジンジャーエールになります。紅茶などの温かい飲み物に入れたり、トーストやヨーグルトにかけたりと、普通の甘いシロップとしても使うことができます。
みりんだけで作るからこそいつもの料理にみりんとして使うことができ、生姜が優しく効いて味を引き締めてくれますよ。
現在、本みりんとよく似た調味料としてスーパーなどで販売されているのが「みりん風調味料」と「みりんタイプ調味料(発酵調味料)」です。
honmirin全国の食卓に本みりん全国味醂協会HP
種類 特徴 アルコール分 塩分 本みりん 米、米こうじ、焼酎(または醸造アルコール)を糖化させじっくり熟成。 約14% 0% みりん風調味料 ブドウ糖や水あめなどの糖類、米、米こうじ、うまみ調味料などをブレンド。 1%未満 0~0.2%未満 みりんタイプ調味料(発酵調味料) 米、米こうじを発酵させてから、糖類、食塩、アルコールなどをブレンド。 約10% 約1.5%
このなかでも、ジンジャーシロップを作る際に選びたいのは「本みりん」。伝統製法でじっくりと熟成された本みりんを使うことで、深みのあるコクとまろやかな甘みの「こだわり」のジンジャーシロップに。
本みりんでなくても同じ分量で作ることができますが、塩分などの味の違いがあるため、本みりんで作った方がよりおいしく仕上がります。せっかく“自家製”のジンジャーシロップを作るからこそ、添加物や塩分が入っていない「本みりん」を試してみてくださいね。
【材料】
生姜100g みりん100ml 水100ml
生姜の佃煮:醤油大さじ2
【作り方】
1.しっかり洗った生姜を千切りにする。皮付きのままの方が風味が良くなる。
2.鍋に生姜、みりん、水を入れて弱火でじっくりと煮込む。
3.10分程煮込んだら、火を止めてザルや茶こしで生姜とシロップを分ける。
4.生姜の佃煮:生姜だけ鍋に戻し、醤油を加えてひと煮立ちさせる。
本みりんはアルコール分を含むため、しっかり火を入れてアルコールを飛ばします。じっくりと生姜を煮だして作るジンジャーシロップは、自家製だからこその出来立ての香り。コトコト煮ているうちに、キッチン中が生姜の良い香りに包まれます。
完成したジンジャーシロップは、アレンジ自在!お湯で溶いて生姜湯にするだけでなく、生姜が効いた甘いシロップとして、ジャムの代わりにパンに塗ったりヨーグルトにかけたり。みりんで作るからこそ、料理にも気軽に使うことができます。
【材料】2人分
紅茶 ティーバッグ2個 (リーフティーの場合はティースプーン4杯 約12g)
水:ティーカップ1杯分(約150ml) 牛乳:ティーカップ1杯分(約150ml)
ジンジャーシロップ 大さじ2
【作り方】
1.鍋に水を入れてボコボコと大きな泡が出るまで沸かす。
2.ティーバッグ(茶葉)を入れて火を止め、蓋をして2~3分蒸らす。(お皿などをかぶせればOK)
3.牛乳を加えて、沸騰しないように注意しながら鍋肌がフツフツするまで弱火で温める。
4.ティーバッグを取り出しカップに移す。(茶葉を濾す)
5.それぞれのカップにジンジャーシロップを加える。
計量カップを使わずに、マグカップやティーカップで水と牛乳の量を計るのがおすすめ。水と牛乳は1:1の割合で作るのがポイント。紅茶と生姜の相性は抜群で、どちらも体を芯から温めてくれる最高の組み合わせなのです。ジンジャーシロップをたっぷり入れてどうぞ。
【材料】
ジンジャードレッシング:ジンジャーシロップ 大さじ1 オイル(米油・太白胡麻油など)大さじ2 お酢 大さじ½
サラダ:大根 ラディッシュ 大根の茎の部分 生姜の佃煮 塩 少々
【作り方】
1.ジンジャーシロップ、オイル、お酢を混ぜ合わせてドレッシングを作る。
2.大根、ラディッシュは薄い輪切りにして、塩をひとつまみ振って10分馴染ませる。
3.大根とラディッシュの水気を絞り、ドレッシングと混ぜ合わせる。
4.細かく刻んだ大根の茎と、生姜の佃煮をのせる。
ジンジャーシロップを使えば簡単に生姜がピリッと香り、食欲をそそるドレッシングに。大根は、薄い輪切りやいちょう切り、千切りなど切り方で食感の違いを楽しめます。
【材料】
青菜(小松菜、ほうれん草、水菜、青梗菜など 写真はスイスチャード)
ジンジャーシロップ:醤油 1:1 生姜の佃煮
【作り方】
1.好みの青菜を下茹でして水を絞る。食べやすい大きさに切る。
2.ジンジャーシロップと醤油、生姜の佃煮を混ぜ合わせ、1の青菜を和える。
ピリッと生姜が効いた和え物がすぐに出来上がるのが、ジンジャーシロップの嬉しいところ。ジンジャーシロップと醤油を混ぜて即席生姜タレを作っておけば、お肉の生姜焼きにも大根ステーキにもそのままジュッとするだけ。幅広く使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
ジンジャーシロップと一緒に出来る生姜の佃煮は、熱々ごはんにピッタリ!シロップだけでなく、生姜まで丸ごと楽しめるのは自家製ならでは。
砂糖で作るよりもスッキリとした甘さで、深いコクが出るみりんのジンジャーシロップ。砂糖よりもずっとヘルシーだから、寒い日の夜遅くに飲んでも罪悪感がありません。この機会にぜひ、本みりんで作っておいしくぽかぽか温まってくださいね。
タグ